ひよこ図書館

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エクセル:四則演算とSUM

今回は、四則演算とSUMです。

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こんにちは!ひよこ司書です。

四則演算というとなんだかカッコイイ(?)ですが、

足し算、引き算、掛け算、割り算のことです。

四則演算

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まず、エクセルで計算式を入れる時は、最初に=(イコール)を入力します。
=は半角英数モードでShiftキーと「ほ」のキーを押すを入力できます。
足し算は+(半角英数モードでShiftキーと「れ」のキー)
引き算は-(半角英数モードで「ほ」のキ)ー
掛け算は*(半角英数モードでShiftキー「け」のキー)
割り算は/(半角英数モード「め」のキー)
記号に限らず、計算式は全て半角で入力しますテンキーがある場合はテンキーでもOK。

画像のようにセル内に数字を入れて、電卓代わりに計算することもできます。

複数のセルに入力された数字を計算した例もあります。4行目にはそれぞれ式が入っています。

四則演算は、=と掛け算*と割り算/の記号さえ気をつければ、普通の計算式と同じような感覚で使うことができます。エクセルで計算する時は、「最初にイコール、全て半角」と覚えておきましょう♪

SUM

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「挿入」タブにある「SUM」です。誰もが一度は使ったことのある機能だと思います。計算したいセルが少ない場合は○+○+○と手打ちで入力してもよいのですが、ちょっと大変ですね。そんな時は、SUMを使います。

このように、足し算の範囲を認識して式を作ってくれます。もしも、SUMで認識された「足したい範囲」が違う時は、黒い点線をドラッグして範囲を変えることもできます。

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もちろん、足し算したい場所が縦でも横でも計算できます。また、計算したいものと、結果を出したい場所が離れても計算できます。

足し算とSUM

さて、ここで、普通の「足し算」と「SUM」の違いが気になりませんか?

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同じ数字で比べてみました。

1+1+1+1では、結果は同じです。

1+1+1+Aでは、違いが出ました。

足し算では、エラーが表示され、SUMではAを除いた結果が表示されています。1は数字で、Aは文字列です。一見、SUMの方が文字列を除いて計算できていて、優秀に思えます。

 しかし、膨大なデータの中で、どこかに文字列を入力してしまっていた時、何もエラー表示が出ていないのに、計算のズレが発生していることがあります。文字列の混入に気をつけましょう!

表示の工夫

利用状況を比べる時に割り算を使うことが多いと思うのですが、そんな時に使える豆知識です。

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ホームタブの数値にある%ボタンを押します。すると、0.2が20%と表示され、とても分かりやすくなりました。

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他にも¥マークやコンマをつけたり、日付の表示形式を変えることができます。

さて、いかがだったでしょうか?次回はオススメ本を紹介しようかなぁと考えています。