ひよこ図書館

とある学校司書のブログです。本の紹介、学校司書業務に役立つWordやExcelの豆知識など。

エクセル:オートフィルと絶対参照

 今回は入力が楽になる!オートフィルです。

 

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今回は、オートフィルと絶対参照についてご紹介します。

オートフィル

オートフィルというのは、連続したデータを自動で入力できる機能です。

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セルの右下にカーソルを運ぶと小さな黒十字がでます。

その十字を下へドラッグします。

すると、どんどん連続したデータが入力されてきます。

また、同じものをコピーしたい場合は、

ctrlキーを押したままドラッグすると、同じものをコピーすることができます。

小さな黒十字キーにさらに小さな十字キーが表示されている状態になるので、

よくみてやってみてください。

よく使うものとしては、

画像のように連続した数字、月、日付、曜日、学年などだと思います。

入力の手間が省けるので覚えておくと便利です。

オートフィルで関数入力

オートフィルで関数を入力することもできます。

SUMの式をオートフィルでコピーしてみました。

縦方向でも横方向できちんと計算できています。

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では、次はこちら。

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先程と同じようにオートフィルで……エラーがでています!

式を表示してみると、C列/A2としたいのに、空白のA3~A8が入力されてます。

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式を手入力で直してもよいのですが、もっと簡単な方法があります。

絶対参照

絶対参照というのは、数式をコピーしても列番号や行番号を動かしたくない時に使います。

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D2の式を修正します。ここではA2は動かしたくありません。
なので、固定したいA列の前に$、固定したい2行目の前に$をつけます。
修正後の式は=C2/$A$2 です。
※$は半角です。F4を押すとつけることができます。式を直したあと、D2からD8に向かって下へドラッグします。すると、エラーが解消されます。

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今回は、行と列の両方を固定する方法でやってみましたが、

どちらかを固定することもできます。

例えば、行だけを固定したい時は$A2、

列だけを固定したい場合はA$2です。
固定したいものの前に$マークをつけると覚えるとよいです。

ちなみに、絶対参照をせずに普通の状態を相対参照と呼びます。

絶対参照と相対参照をうまく使い分けて、オートフィルを活用しましょう!


さて、今回は少し短めの記事となってしまいましたが、いかがだったでしょうか?
次回はフリーフォントの紹介をする予定です。