今回は、エクセルのCOUNTA関数を紹介します。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
2018年もゆるりと更新していきます。
COUNTA関数とは
何かが入力されているセルの数を数える関数のことです。
何かというのは、文字列でも数字でもなんでもOKです。
カウンタ関数またはカウントエー関数と読みます。
司書業務に使うとすれば、業務日誌に活用できると思います。
使用例はこのようになります。
※日付、曜日は架空のものです。
授業日数、開館した日数、閉館した日数、
出張や年休などで途中で閉館した日数を自動で数えられるものです。
COUNTA関数の入力方法
1:COUNTA関数を入力したいセルをクリック
2:数式タブからΣ(シグマ)マークから、その他の関数をクリック
3:関数の分類 すべて表示を選び、下へスクロールして
COUNTA関数をクリック
4:COUNTA関数で数えたい範囲を指定(写真の緑の範囲)
5:E5のセルに授業日数が数えられました。
(開館日を○としているので、同様の方法でE2に開館日だけを数えられます)
応用編
空白のセルを数えたい時は…
閉館している日は何も入力していません。
COUNTA関数では空白のセルは数えられないため、
COUNTBLANK関数を使います。
画像では、青く塗りつぶした部分です。
※ここでは、COUNTBLANKの説明のために、
閉館を空白としましたが、実際の業務日誌では、
C列に✕や閉館などの印をつけて、おくとよいと思います。
特定の条件のセルだけ数えたい時は…
COUNTA関数の進化版とも言えるCOUNTIF関数を使います。
※正式には違いますが…
「もし、条件のセルがあれば、セルの数を数える」というものです。
「もしC2からC6に△があったら、数える」という式をE4に入れました。
出張や年休等で途中で閉館した日数を数えるためです。
さて、いかがだったでしょうか。
COUNTA関数やCOUNTIF関数は覚えておくと、
かなり使い勝手がよいので、ぜひ使ってみてください。
複数の条件でカウントできるCOUNTIFS関数もあります。
今後詳しく記事にする予定です。