ひよこ図書館

とある学校司書のブログです。本の紹介、学校司書業務に役立つWordやExcelの豆知識など。

【小学生】チョコレートがでてくる絵本・物語

今回は、チョコレートがでてくる絵本や物語を紹介します。

 

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今年も、書架からお菓子の本が消える時期になってきました。

お菓子作りの展示コーナーはいつもすっからかん。

そうなってしまったら、レシピーカードを置いたり、

今からご紹介するチョコレートがでてくる本を

並べてみるのはいかがでしょうか。

 

 ちなみに、お菓子作りの本はこちらの記事に。

hiyoko-library.hatenablog.jp

 

低学年むけ

チョコレートだいすき (しぜんにタッチ!)

チョコレートだいすき (しぜんにタッチ!)

 

 この2冊は、チョコレートができるまでを紹介した写真絵本です。

どちらも軽い科学読み物としても使えてよいです。

チョコだるま (ほるぷ創作絵本)

チョコだるま (ほるぷ創作絵本)

 

 絵本にしては文字が多いですが…。

にんきもののひけつ (にんきものの本)

にんきもののひけつ (にんきものの本)

 

 バレンタインデーに、

クラスの人気者こまつくんは27個もチョコレートをもらいます。

ところが、主人公のけいたはたった1個。

しかも、どう見ても安っぽいチョコレートです。

そこで、けいたは、こまつくんの人気のひけつを探ることにしますが…。

にんきものをめざせ! (にんきものの本)
 

 けいたくんにチョコレートをあげた”かなえちゃん”が主人公です。

かなえちゃんは、けいたくんにチョコレートをあげたら、

周りから”変人”だとか、”あんなゲテモノのどこが?”みたいに

言われてしまいます。でも、 かなえちゃんだけが、

けいたくんのいいところを知っているんです。

 読むと、心がほっこりと温かくなるお話です。

 

もう出版はかなり前なのですが、

ブックトークをすると、飛ぶように借りられるシリーズです。

つかみの27個で「えー!」と歓声も上がります(笑)

2年生~4年生1学期くらいをターゲットにしてブックトークをします。

4年生が読むには文字が大きいのですが、

男女の感覚の違いにも気付かされるシリーズで、

4年生が読んでハッとしてほしいなという思いもあり、紹介しています。

 

クリスマスあったかスープ (パンダのポンポン)

クリスマスあったかスープ (パンダのポンポン)

 

 表紙はクリスマスですが…。スーパーチョコレートというお話が入っています。

このあたりは、説明不要かと思うので、リンクのみ貼ります。

ルルとララのチョコレート (おはなしトントン)

おばけマンション23 モテモテおばけチョコレート♪ (ポプラ社の新・小さな童話)

(52)かいけつゾロリ なぞのスパイとチョコレート: かいけつゾロリシリーズ52 (ポプラ社の新・小さな童話)

かいけつゾロリのチョコレートじょう (6) (かいけつゾロリシリーズ ポプラ社の新・小さな童話)

 

 

高学年むけ

ひみつのたからチョコラーテ (ランドセルブックス)

ひみつのたからチョコラーテ (ランドセルブックス)

 

チョコレートの歴史が分かる本です。

チョコレートがお宝だってなんて驚きます。

チョコレートの大研究 おいしさのヒミツと歴史、お菓子づくり

チョコレートの大研究 おいしさのヒミツと歴史、お菓子づくり

 

 

チョコレート・アンダーグラウンド

チョコレート・アンダーグラウンド

 

「本日、5時以降チョコレートを禁止する!」

 大人たちが選挙にいかなかったせいで、

健全健康党という政党がオカシな法律を成立させてしまいます。

チョコレートの他にも、健康に悪い甘いものは全て禁止という法律で、

隠れて食べていたものは、牢獄へ!

そんな政党に立ち向かうのは、子ども達!

地下(アンダーグラウンド)でチョコレートの密売を始めます。

 

とても分厚く、嫌煙されがちですが、

上記のように高学年にブックトークをすると、

予約殺到な1冊です。

チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)

チョコレート戦争 (新・名作の愛蔵版)

 

 出版年は古いですが、これも面白いです。

チョコレートアンダーグラウンドと同じように、

 大人とこどもの対比で描かれています。

 

チョコレートといえば…これも欠かせませんね。

チョコレート工場の秘密 (ロアルド・ダールコレクション 2)

ガラスの大エレベーター (ロアルド・ダールコレクション 5)

映画は子どもたちにもお馴染みなので、

チャーリーとチョコレート工場のつづき!」なんて

かなり雑な(笑)POPを貼っておくだけでも借りられます(笑)

 

チョコレートと青い空 (ホップステップキッズ!)

チョコレートと青い空 (ホップステップキッズ!)

 

少し前の課題図書です。

「チョコレートはガーナで作られているのに、

ガーナの子どもたちは食べたことがない」

全てはこの一文に凝縮されると思います。

プティ・パティシエール 恋するショコラはあまくない?

プティ・パティシエール 恋するショコラはあまくない?

 

 女子に人気の2シリーズです。レシピも載っています。

八丁目 風を一ダース (迷宮ヶ丘)

八丁目 風を一ダース (迷宮ヶ丘)

 

味も量も同じ2つのチョコレート。

1つは、100円。もうひとつは1000円。

チョコレートがギミックになったゾワッとする

暗黒チョコレートというショートストーリーです。

都会のトム&ソーヤ完全ガイド (YA! ENTERTAINMENT)

都会のトム&ソーヤ完全ガイド (YA! ENTERTAINMENT)

 

 チョコレート(バレンタインデー)にちなんだマンガが収録されています。

 

 バレンタインデーの本

ふたつのバレンタインじけん―ぼくはめいたんてい

黒魔女さんのバレンタイン 黒魔女さんが通る!! PART13 (講談社青い鳥文庫)

探偵チームKZ事件ノート バレンタインは知っている (講談社青い鳥文庫)

 

おまけ

 ハリーポッターシリーズにもチョコレートが出てきます。

かえるチョコレートだったり、

3巻でディメンター(吸魂鬼)と出会った時の緊急対処薬だったり。

ハリーポッターシリーズをいつくかを展示しておいて、

「どこにチョコレートが出てくるか探してみない?」

なんてのも面白いかもしれませんね。

 

さて、いかがだったでしょうか。

展示の参考になればと思います。