今回は、買ってよかった0類~3類の本を紹介します。
はじめに
今年度、勤務校で購入した本の中から
特に買ってよかったと感じたオススメ本を紹介します。
よかったというのは、
「授業や行事で使えるから」「児童に人気だから」
「蔵書に少ないジャンルだから」など
色々な理由を含めてよかったという意味です。
授業や行事は学校によって違いますし、
人気が出る本や蔵書構成も学校によって違います。
あくまで参考程度にご覧ください。
ちなみに、出版年は必ずしも2017年ではありません。
表記している分類も参考程度です。
各学校さんに適した分類をつけられることをおすすめいたします。
0類
調べ学習でモノのはじまりを調べる児童、必ずいますよね。
そんな時に役立つ1冊です。
少々マニアックな男子達に人気です。
生きものの寿命だけでなく、宇宙や建物、
人間の細胞のひとつにいたるまで様々な寿命が載っています。
時代別にみた日本人の寿命のページがとてもおもしろかったです。
1類
さすがドラえもん!手広いです(笑)
国語の教科書に論語が載っているので、
その影響もあってか、貸出されています。
シンプルに分かりやすくていいです。
児童だけでなく、先生も借りています。
気持ち系の本は数あれど、
特定の感情だけにスポットを当てたものは少ない気がします。
同シリーズの2冊もオススメです。
中学年~高学年がよく借りています。
卒業しよう! めんどくさがり (学校では教えてくれないピカピカ自分みがき術)
すっきり解決! 人見知り (学校では教えてくれないピカピカ自分みがき術)
人権週間の記事でもご紹介しましたが、
「なかよくなりたい」「ちがってもいいじゃん」
「へいわがいいよね」など章立てがあり、
人権週間以外にも道徳や平和の取り組みで使える本だと思います。
2類
「ない所をついてくる!」そんな本です。
ふりがながあればもっとよいのですが…。
児童書は世界史関係の出版が極端に少ない気がします。
近頃で目立つものだと、
学習まんが 学研まんが NEW世界の歴史 別巻2冊付き 全14巻
くらいな気がします……。
幼少期は、世界史にロマンを感じていたので、
出版社さんには児童向けの世界史にも
ぜひ力を入れて欲しいと思っています(笑)
通史まんがは小学館(新版)、集英社(新版)各社あるのですが、
KADOKAWA版が一番人気です。
軽めに読める歴史物ということで人気があります。
われら世界史スーパースター ?賢者・悪人・大天才? すべては歴史が語る!?
- 作者: レグ・グラント,サイモン・バシャー,おおつかのりこ
- 出版社/メーカー: 玉川大学出版部
- 発売日: 2015/07/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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小学生には知名度の低い人物も多いですが、
何せ世界史関連の本が少ないので…。
中学生、高校生の方が「あー教科書に出てる人だー!」と
盛り上がりそうな気がします。
国の成り立ちや国旗の由来が詳細に書かれている所がよいです!
これまで意識したことがなかったのですが、
この本は、国旗を正確な比率で示してあるそうです。
こういう点も気をつけて本を選んでいこうと思いました。
3類
衝撃的な写真もありますが、
4年生や6年生の国語で平和を学習する時にぜひ。
小学校の教室、特別教室を写真で紹介した本です。
図書館のマナーにもふれられています。
1、2年生が楽しそうに読んでいます。
身近な大人たちの仕事がおはなしになっています。
文字が大きいので、2年生くらいからでも十分楽しめます。
動物のお医者さんは、2年生国語の授業でも役立ちます。
色々な職業がピックアップされているので、ぜひシリーズで!
1~3年生にオススメです。ひらがながついています。
絵がかわいく、人気があります。
仕事の道具や仕事の内容も簡潔に書かれています。
仕事の1日の流れが時系列(時計のイラストと仕事の様子)で
書かれているページがあります。
このページが2年生の学習にぴったりで、授業で使われました。
ユーチューバーが載っています!
ゲームのキャラクター風に装備や能力が出ていて面白いです。
「地震が起きたら、こうしましょう」の1パターンでなく、
色々な場面で書き分けられている所がとてもいいです。
避難所での過ごし方も書かれていて、
丁寧に作られているなぁと感心しました。
防災えほんと同じシリーズです。
調べ学習に役立ちます。行事食のページもあるので、
行事食が出る日の給食の解説にも使えます。
ぱっと見、一般書のような装丁なのですが、児童向けです。
文化としての和食にスポットを当てた本です。
中学生の調べ学習にも使えると思います。
調べ学習で「着物」を調べに来た時、
資料が少なくて困った経験があります。
意外と、和服だけの本はないので、
この本があると、何かの役に立つと思います。
メインはもちろんルイ・ブライユさんですが、
日本の点字の祖となった石川倉次さんについても
詳しく記載があるので助かっています。
さて、いかがだったでしょうか。
次回も買ってよかった本を紹介する予定です。