ひよこ図書館

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読書感想文オススメ本:低学年

今回は読書感想文にオススメの本を紹介します。対象は小学校1・2年生です。

 

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紹介する本の基準

上の記事には、

「読んだことのある本から選ぶ

 好きなこと、身近なことの本から選ぶ

 表紙や題名が気になった本から選ぶ」としましたが、

児童の好きなものをここで網羅することは難しいです。

そのため、今回の記事では、

身近なことに関する本を中心にご紹介します。

ご了承ください。

 

紹介する本は、読み切れるように絵本や短めな物語、

またはいくつかお話が入っていて選べるものを選びました。

 スラスラ本が読める子どもには

ちょっと物足りないかもしれません。

※対象学年に幅があるものは、個別に対象を書きました。

ほとんどの本が実際に感想文で使われた本です。

 

友達

けんか・なかなおり
ごめんねともだち (「おれたち、ともだち!」絵本)

ごめんねともだち (「おれたち、ともだち!」絵本)

 
ダメ!

ダメ!

 
ごめんね!

ごめんね!

 

 なかよしの2人→ちょったしたことでけんか→なかなおり

という流れが分かりやすく、読みやすい3冊です。

友達や兄弟とのけんか、なかなおりの経験をおりまぜて

「わたしも◯◯なことがあった」

「ぼくだったらこうする」などと

感想文を書けるのではないと思います。

 

 なかよくなれた
なかよくなれたね

なかよくなれたね

 

 

森山京さんの本は気持ちの変化が分かりやすくて

感想文向きだと思います。

挙げるとキリがないのですが、近年の物だと

「とんだ、とべた、また、とべた」

「ありがとうっていいもんだ」とか。

定番だと「きつねの子シリーズ」もいいですね。

あのときすきになったよ (教育画劇みんなのえほん)

あのときすきになったよ (教育画劇みんなのえほん)

 
にじいろのさかな (世界の絵本)

にじいろのさかな (世界の絵本)

 

 この2冊は絵本にしては少し長めです。

スラスラ読める2年生用という感じです。

3年生や読書が得意でない4年生にも適した本かと思います。

 

学校

しっぱいに かんぱい! (かんぱい! シリーズ)

しっぱいに かんぱい! (かんぱい! シリーズ)

 

 対象:スラスラ読める1年生~3年生向き

同シリーズで「けんかにかんぱい!」もオススメです。

ななとさきちゃん ふたりはペア (おはなしトントン)

ななとさきちゃん ふたりはペア (おはなしトントン)

 

 ペア学年、たてわり班がある学校の児童なら共感できそうです。

しゅくだいとびばこ (PHPとっておきのどうわ)

しゅくだいとびばこ (PHPとっておきのどうわ)

 

同作者の「しゅくだいクロール」「しゅくだいなわとび」

「しゅくだいさかあがり」もオススメです。

たっくんのあさがお (PHPとっておきのどうわ)

たっくんのあさがお (PHPとっておきのどうわ)

 

 友子ちゃんはあさがおの様子を見に行きます。

その時、ならんでいたうえきばちを倒してしまいました。

それはなんとちょっとこわい”たっくん”のうえきばちで…。

 

やろうと思ってやったわけではないけど、

友達の作品を壊してしまったとか、

給食をこぼしてしまったとか

そういう経験と繋げて書けたらいいかなと思います。

 遠足へのわくわく感が伝わってきます。

多くの子が遠足が楽しみなはずなので、

きっと共感できて書きやすいのではないかと思います。

 

日常生活で起こること

 うそ
いじわるなないしょオバケ

いじわるなないしょオバケ

 
あたし、うそついちゃった (児童図書館・絵本の部屋)

あたし、うそついちゃった (児童図書館・絵本の部屋)

 

2冊とも「うそ」に関連した本です。

 

きょうだい
おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

おおきくなるっていうことは (ピーマン村の絵本たち)

 

大きくなるっていうことは、

ただ体が大きくなるということだけじゃないんです。

 

妹や弟がいる子にもオススメですし、

いなくても、年長さんや自分より小さな子と

関わった経験を書けたらいいなと思います。

 

そういう視点ではなく、

自分なりの「おおきくなるっていうことは」を書いたり、

自分が「おおきくなったら◯◯になる」となりたいものや

やってみたいことについて書くのもよいと思います。

おねえちゃんって、もうたいへん! (おはなしトントン)

おねえちゃんって、もうたいへん! (おはなしトントン)

 
いもうとガイドブック

いもうとガイドブック

 

 弟・妹がいる子にすすめたい2冊です。

 

ノンフィクション

かたつむりのひみつ (しぜんにタッチ!)

かたつむりのひみつ (しぜんにタッチ!)

 

 ひさかたチャイルド「しぜんにタッチ」シリーズは

幼児から読める写真絵本です。

読みやすい文章で書かれています。シリーズの中でも

かたつむり、アゲハチョウ、おいも、あまがえる

馴染みもあって読みやすいかと思います。

たね そだててみよう (福音館の科学シリーズ)

たね そだててみよう (福音館の科学シリーズ)

 

対象:スラスラ読める2年生~4年生向き

 

同シリーズは3年生や4年生の学習で科学読み物としても使えます。

幅広いテーマがあるので、あって損はないシリーズかと思います。

 

ぼく、だんごむし (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

ぼく、だんごむし (かがくのとも傑作集 どきどき・しぜん)

 

 子どもにとっては馴染み深いだんごむし。

大人が読んでも「へぇ」とうなる部分もありました。

そういう初めて知ったことや驚いたことを書くのもいいと思います。

 

特定の生き物が好きな子ならこういう本もいいと思います。

「さなぎからうんしょ、うんしょとでてくるところが~」など

子どもらしい言葉で生き物が生まれてくる時の大変さ、

生まれてきた時の感動などを書けたらいいかなと思います。

 

もしも◯◯だったら…

身近な体験というわけではないですが、

”物語の世界を楽しむ”という観点で選んでみました。

まほうのじどうはんばいき

まほうのじどうはんばいき

 

 「かえってきたまほうのじどうはんばいき」

「まほうのゆうびんポスト」もオススメです。

ぼくのふとん (PHPわたしのえほん)

ぼくのふとん (PHPわたしのえほん)

 
れいぞうこのなつやすみ (とっておきのどうわ)

れいぞうこのなつやすみ (とっておきのどうわ)

 
はるねこ (講談社の創作絵本)

はるねこ (講談社の創作絵本)

 

どの本も「もしも◯◯だったら」と想像して書いてみると

きっと楽しく感想文が書けると思います。

 

 さて、いかがだったでしょうか。

次回は、中学年向けをご紹介したいと思います。