今回は読書感想文にオススメの本を紹介します。対象は小学校3・4年生です。
紹介する本の基準
上の記事には、
「読んだことのある本から選ぶ
好きなこと、身近なことの本から選ぶ
表紙や題名が気になった本から選ぶ」としましたが、
児童の好きなものをここで網羅することは難しいです。
そのため、今回の記事では、
身近なことに関する本を中心にご紹介します。
ご了承ください。
紹介する本は、読み切れるように絵本や短めな物語、
またはいくつかお話が入っていて選べるものを選びました。
スラスラ本が読める子どもには
ちょっと物足りないかもしれません。
※対象学年に幅があるものは、個別に対象を書きました。
ほとんどの本が実際に感想文で使われた本です。
友達
この3冊はどちらかというと男子向けです。
4年生にしては少々幼いかもしれませんが、
対象はスラスラ読める2年生~4年生くらいだと思います。
対象:4年生~6年生
「わたしはなんでも知っている」もオススメです。
この2冊は 女子向けです。
恋愛がらみ、見た目のことなど女子間のややこしさがありますが、
明るいトーンで書かれた本です。
共感できる子も多いと思います。
学校・日常生活
- 作者: 蒔田晋治,長谷川知子
- 出版社/メーカー: 子どもの未来社
- 発売日: 2004/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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おしごとのおはなし 小学校の先生 三年二組、みんなよい子です! (シリーズおしごとのおはなし 小学校の先生)
- 作者: くすのきしげのり,下平けーすけ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/12/23
- メディア: 単行本
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「先生、しゅくだいわすれました」はユニークなお話です。
ゆうすけは、宿題忘れたからうそをついてごまかした。
すると先生が
「うそをつくならすぐばれるのはだめよ、
それに楽しいのじゃなくちゃ」と。
翌日から「宿題を忘れました!」と
できなかったわけを披露する子が増え、
なんと順番に「宿題を忘れる」ことになり…。
自分だったらどうするかを想像して書いてみるのも
面白いと思います。
2冊とも心のゆれが見られる作品です。
どこに共感するか、どこに違和感を覚えるかは人それぞれですが、
共感した部分や「それはおかしい」と思った部分を
書いてみるといいのではないかと思います。
ノンフィクション
昆虫好きな子に。同シリーズの
「カマキリの生きかた さすらいのハンター」もオススメです。
昆虫の命の儚さ、生きようとする力強さに感動します。
やや文字が多いので、
対象:スラスラ読める3年生~6年生といったところでしょうか。
捨て犬から セラピードッグになったチロリの物語です。
文庫版や色々なバージョンが出ています。
表紙のかわいさからか、どの学年からもよく手に取られています。
動物好きな子、家で犬や猫を買っている子に
よいのではないかと思います。
対象:スラスラ読める3年生~6年生
何かを訴えかけてくる表情がとても印象な本です。
さて、いかがでしょうか。
次回は5・6年生向けの本をご紹介したいと思います。
※ 低学年へのオススメ本のリンクを貼っておきます。