ひよこ図書館

とある学校司書のブログです。本の紹介、学校司書業務に役立つWordやExcelの豆知識など。

小学生向け:音楽の本

今回は、小学生向けの音楽の本を紹介します。

 

 

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音楽全般 

世界の音楽 なんでも事典〈AR付〉

世界の音楽 なんでも事典〈AR付〉

 

クラシック、オーケストラ、楽器、など”なんでも”載っています。

1冊だけでも増やしたいという場合は

これがあれば大丈夫かと思います。

世界のミュージック図鑑

世界のミュージック図鑑

 

 少し古い本にはなるのですが、

”なんでも事典”よりももっと詳しい本がいい場合はこちらを。

こちらは紀元前からの音楽の起こり~現代音楽まで。

音源の保存方法がなかった時代からiPodなどで

音楽を聞くようになった事にも触れてあります。

楽器やオーケストラについても詳しく書かれています。

 ギネス的なレイアウトと言うと伝わるでしょうか?

翻訳本にありがちなレイアウトです。

 

音楽をもっと好きになる本 全4巻: 楽しく読めてすぐに聴ける

音楽をもっと好きになる本 全4巻: 楽しく読めてすぐに聴ける

 

 

1巻 歌や演奏を楽しむ

2巻 いろいろな楽器を楽しむ(鍵盤ハーモニカ、リコーダーなど)

3巻 音楽家に親しむ

4巻 名曲を感じる

とそれぞれのテーマに分かれています。

予算に余裕があるなら、まずはこのセットを買うのが

バランスがよいと思います。

イラストが多く、文字が多くても楽しんで読めると思います。

時々貸出されています。

 

親子で学ぶ音楽図鑑:基礎からわかるビジュアルガイド

親子で学ぶ音楽図鑑:基礎からわかるビジュアルガイド

 

 こちらはかなり専門的です。

音楽専科の先生も難しいと仰っていました。

小学生向けではないという点でご紹介しておきます。

 

オーケストラ

 

楽しいオーケストラ図鑑

楽しいオーケストラ図鑑

 

オーケストラの図鑑、待っていました。

音楽の図鑑の中の数ページに載っている事が多く、

「もっと詳しく知りたい」という要望には

なかなか答えられませんでした。

これがあればオーケストラ関連の調べ学習は

大丈夫だろうと期待しています。

 ※小学館のホームページから試し読みができます。

 

山田和樹とオーケストラのとびらをひらく (シリーズ音楽はともだち)

山田和樹とオーケストラのとびらをひらく (シリーズ音楽はともだち)

 

 こちらも調べ学習に対応できます。

わくわくオーケストラ 楽器物語

わくわくオーケストラ 楽器物語

 

 文字中心に書かれた本です。

 

 楽器

 

透視絵図鑑 なかみのしくみ 楽器

透視絵図鑑 なかみのしくみ 楽器

 

 「どんなしくみか?どうやって音が鳴るのか?」などを

調べる場合にはこの本がよいです。

このシリーズには家の中(家電製品)、

まちなか(エレベーター、自動改札機、自動販売機など)などの

本があり、その本も調べ学習に役立ちます。

 

ただ、音楽という観点だと

”音楽なんでも事典”や”音楽をもっと好きになる本”を

そろえたほうがよいと思います。

 

演奏者が魅力を紹介! 楽器ビジュアル図鑑(全6巻)

演奏者が魅力を紹介! 楽器ビジュアル図鑑(全6巻)

 

 ふりがなはあるものの、表現が難しいです。

 

歌・演奏

童謡えほん

童謡えほん

 

 

「童謡えほん」「くもんのうたえほん200」

どちらも昔ながらのの童謡が載っています。

放送委員会の朝の歌や合唱曲、行事の歌などに活用されています。

くもんの方はタイアップしたCDもあります。

 

 こちらは童謡のほかにJ-POPも載っています。

児童が借りていくのはこちらです。

ソフトカバーのため、よれよれにはなりやすいですが、

またこういう本があれば数年後に買いたいと思っています。

 

これが吹けりゃ~人気者!  ちょっと吹けるとサマになる! ピアニカ 大ネタ小ネタ80曲

これが吹けりゃ~人気者! ちょっと吹けるとサマになる! ピアニカ 大ネタ小ネタ80曲

 
これが吹けりゃ~人気者!  ちょっと吹けるとサマになる! リコーダー大ネタ小ネタ100曲

これが吹けりゃ~人気者! ちょっと吹けるとサマになる! リコーダー大ネタ小ネタ100曲

 

 楽譜の上にドレミが書いてあります。

運指表も併記されていたらもっとよかったのですが…。

リコーダーを習い始める3年生と3年生の先生に人気です。

 

楽家

教科書にでてくる 音楽家の伝記

教科書にでてくる 音楽家の伝記

 

 気がついたら音楽家の伝記がボロボロで…。

教科書にでてくるとうたってあるだけあって、

「もうこれさえあえば!」という安心感があります。

曲の解釈のコラムも載っているのでよいと思いました。

 

モーツァルト―すべてが美しい音楽 (絵本版新こども伝記ものがたり)

モーツァルト―すべてが美しい音楽 (絵本版新こども伝記ものがたり)

 

 公共図書館で見ました。

このシリーズの伝記を買っている学校さんなら、

あってもよいかと思います。

 

さて、いかがだったでしょうか。

勤務している小学校では音楽の本が少なく、

いくつか買い足しました。

何かの参考になれば幸いです。