今回は、小学生向けの音楽の本を紹介します。
音楽全般
クラシック、オーケストラ、楽器、など”なんでも”載っています。
1冊だけでも増やしたいという場合は
これがあれば大丈夫かと思います。
少し古い本にはなるのですが、
”なんでも事典”よりももっと詳しい本がいい場合はこちらを。
こちらは紀元前からの音楽の起こり~現代音楽まで。
音源の保存方法がなかった時代からiPodなどで
音楽を聞くようになった事にも触れてあります。
楽器やオーケストラについても詳しく書かれています。
ギネス的なレイアウトと言うと伝わるでしょうか?
翻訳本にありがちなレイアウトです。
音楽をもっと好きになる本 全4巻: 楽しく読めてすぐに聴ける
- 作者: 松下奈緒,学研プラス
- 出版社/メーカー: 学研プラス 児童・幼児事業部 音楽事業室
- 発売日: 2017/02/14
- メディア: 単行本
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1巻 歌や演奏を楽しむ
2巻 いろいろな楽器を楽しむ(鍵盤ハーモニカ、リコーダーなど)
3巻 音楽家に親しむ
4巻 名曲を感じる
とそれぞれのテーマに分かれています。
予算に余裕があるなら、まずはこのセットを買うのが
バランスがよいと思います。
イラストが多く、文字が多くても楽しんで読めると思います。
時々貸出されています。
こちらはかなり専門的です。
音楽専科の先生も難しいと仰っていました。
小学生向けではないという点でご紹介しておきます。
オーケストラ
オーケストラの図鑑、待っていました。
音楽の図鑑の中の数ページに載っている事が多く、
「もっと詳しく知りたい」という要望には
なかなか答えられませんでした。
これがあればオーケストラ関連の調べ学習は
大丈夫だろうと期待しています。
※小学館のホームページから試し読みができます。
山田和樹とオーケストラのとびらをひらく (シリーズ音楽はともだち)
- 作者: 山田和樹,松本伸二,日本フィルハーモニー交響楽団,日フィル=,日本フィル=
- 出版社/メーカー: アリス館
- 発売日: 2013/12/01
- メディア: 大型本
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こちらも調べ学習に対応できます。
文字中心に書かれた本です。
楽器
「どんなしくみか?どうやって音が鳴るのか?」などを
調べる場合にはこの本がよいです。
このシリーズには家の中(家電製品)、
まちなか(エレベーター、自動改札機、自動販売機など)などの
本があり、その本も調べ学習に役立ちます。
ただ、音楽という観点だと
”音楽なんでも事典”や”音楽をもっと好きになる本”を
そろえたほうがよいと思います。
ふりがなはあるものの、表現が難しいです。
歌・演奏
「童謡えほん」「くもんのうたえほん200」
どちらも昔ながらのの童謡が載っています。
放送委員会の朝の歌や合唱曲、行事の歌などに活用されています。
くもんの方はタイアップしたCDもあります。
こちらは童謡のほかにJ-POPも載っています。
児童が借りていくのはこちらです。
ソフトカバーのため、よれよれにはなりやすいですが、
またこういう本があれば数年後に買いたいと思っています。
これが吹けりゃ~人気者! ちょっと吹けるとサマになる! ピアニカ 大ネタ小ネタ80曲
- 作者: 村上由紀
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2015/10/17
- メディア: 楽譜
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これが吹けりゃ~人気者! ちょっと吹けるとサマになる! リコーダー大ネタ小ネタ100曲
- 作者: 林弘子
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2014/03/29
- メディア: 楽譜
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楽譜の上にドレミが書いてあります。
運指表も併記されていたらもっとよかったのですが…。
リコーダーを習い始める3年生と3年生の先生に人気です。
音楽家
気がついたら音楽家の伝記がボロボロで…。
教科書にでてくるとうたってあるだけあって、
「もうこれさえあえば!」という安心感があります。
曲の解釈のコラムも載っているのでよいと思いました。
モーツァルト―すべてが美しい音楽 (絵本版新こども伝記ものがたり)
- 作者: 岡本一郎,星野イクミ
- 出版社/メーカー: チャイルド本社
- 発売日: 2018/06/01
- メディア: 大型本
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公共図書館で見ました。
このシリーズの伝記を買っている学校さんなら、
あってもよいかと思います。
さて、いかがだったでしょうか。
勤務している小学校では音楽の本が少なく、
いくつか買い足しました。
何かの参考になれば幸いです。