今回は、買ってよかった本0~3類をご紹介します。
はじめに
2018年に勤務校で購入した本の中から
特に買ってよかったと感じたオススメ本を紹介します。
よかったというのは、
「授業や行事で使えるから」「児童に人気だから」
「蔵書に少ないジャンルだから」など
色々な理由を含めてよかったという意味です。
授業や行事は学校によって違いますし、
人気が出る本や蔵書構成も学校によって違います。
参考程度にご覧ください。
ちなみに、出版年は必ずしも2018年ではありません。
表記している分類も参考程度とお考えください。
0類
コンピューターってどんなしくみ?: デジタルテクノロジーやインターネットの世界を超図解 (子供の科学★ミライサイエンス)
- 作者: 村井純,佐藤雅明
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2018/04/20
- メディア: 単行本
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パソコン、プログラミング、人工知能などのシリーズ本です。
小学校ではこのジャンルの本が極端に少ないため購入しました。
1類
最近宗教の調べ学習向け本があまり出ていないように感じます。
これが発売されてとても助かりました。
シリーズ本でなく、1冊でまとまっている事もありがたいです。
道徳の時間の問題提起の本として購入しました。
人権週間中に展示しておくと貸出されていたり、
先生からの「いじめについて色々な考えが載っている本」
いうリクエストで役に立ちました。
「 ざんねんな偉人伝」(学研)に似たテイストで書かれています。
その偉人がどんな人物が詳しく書かれています。
名言+絵のページが1ページと隣に解説ページがあります。
「未来の扉を~」に比べるとシンプルな作りになっています。
表紙の感じからは「未来の扉を~」に比べると
あまり手に取られていませんが、
学活や道徳などで使われているのはこちらに軍配が上がります。
2類
軽く読める通史の本を探して購入したものです。
シンプルにまとめられていてよいと思いました。
一般書ではあるものの、歴史漫画では満足できない
歴史好きの児童がよく借りています。
中学校や高校ではテスト勉強にも役立ちそうです。
偉人のすごい部分(偉大な功績)とやばい部分(大失敗、変わった癖など)を
紹介している本です。
テレビでよく紹介されていたからかよく借りられました。
タイトルがキャッチーなので、手に取られやすいみたいです。
おもしろ謎解き『縄文』のヒミツ: 1万3000年続いたオドロキの歴史
- 作者: こんだあきこ,スソアキコ,武藤康弘
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2018/07/17
- メディア: 単行本
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イラストと漫画が中心になっています。
弥生のヒミツも出てくれたらいいのに。
戦時中のくらしにスポットをあてて書かれた本です。
「戦争とくらしの事典」(ポプラ社)にと比べると
易しい言葉で書かれている所がよかったです。
戦争をテーマにした調べ学習をすると
「何を食べていたの?」や
「どんな洋服を着ていたの?」など
くらしがテーマになる事が多いように感じます。
そんな時この本が活躍します。
3年生、4年生、6年生で使われました。
ありそうでなかったずかんです。
ありそうでなかったという部分を
埋めてくれるこのシリーズは好きです。
3類
18歳の選挙権が反映されています。
導入は漫画になっていて、解説ページがあります。
登校班の班長決めを例にして、
1票の格差を説明したり、児童や生徒の身近な問題と
政治の用語を結びつけていて分かりやすいと思いました。
公共図書館ではYAに配架されていることも多いみたいですが、
高学年から読めそうだったため購入しました。
どうやったらYouTuberになれるのかだけでなく、
著作権や炎上など気をつけなければいけない事もきちんと
書かれていてよかったです。予約がたくさん入っている人気本です。
手で読む心でさわる やさしい点字〈4〉点字をささえる人びと (手で読む心でさわるやさしい点字)
- 作者: 国土社編集部,日本点字委員会
- 出版社/メーカー: 国土社
- 発売日: 2018/12/01
- メディア: 大型本
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シリーズ本です。
正直1~3巻は違う本でも代用できる
点字の使い方、書き方などで失敗したなと思っていました。
他の本にはあまり載っていない内容でした。
いつもこの手の調べ学習は資料がなくて困っていたんです。
予算が少ない&点字本はたくさんあるからもういらないという場合でも
この4巻だけはあるといいと思います。
働く犬の本が古くなっていたため買い替えました。
こういう本、待ってました~!
車椅子と言っても本当にたくさんの種類があるんですね。
電動、競技用(しかも競技によって色々!)
4年生の学習で使います。
LGBTの本をたくさん読んだ中で
シンプルにまとまっているこちらを購入しました。
刺激的な内容が少ないことが決め手になりました。
同じく、こちらも購入しました。
インタビューが中心となっていて、
もしそういった事で悩んでる児童に寄り添えるのではないかと思いました。
LBGT関連で読んだ本のブログはこちらです。
2019年最初のブログは2018年の選書を振り返ってみました。
そろそろ予算の締めの時期かと思います。
何か参考になれば幸いです。