今回は、買ってよかった本4・5類の本をご紹介します。
はじめに
2018年に勤務校で購入した本の中から
特に買ってよかったと感じたオススメ本を紹介します。
よかったというのは、
「授業や行事で使えるから」「児童に人気だから」
「蔵書に少ないジャンルだから」など
色々な理由を含めてよかったという意味です。
授業や行事は学校によって違いますし、
人気が出る本や蔵書構成も学校によって違います。
参考程度にご覧ください。
ちなみに、出版年は必ずしも2018年ではありません。
表記している分類も参考程度とお考えください。
4類
実験でわかる科学のなぜ?: AI時代を生きぬく理系脳が育つ (子供の科学STEM体験ブック)
- 作者: コリンスチュアート,ガリレオ工房,Colin Stuart,江原健
- 出版社/メーカー: 誠文堂新光社
- 発売日: 2018/07/04
- メディア: 大型本
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最近話題のSTEMということで買ってみました。
「色々な仕組みを解説しながら、実験をして確かめよう」という本です。
理科クラブや実験クラブなどがある学校で役立つと思います。
こちらもクラブ用に買いました。買ってから
青弓社のホームページをみてみたら
https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787234360/
工作や科学遊びに困っている保育園、図書館向けということが
分かりびっくりしました。
100均などで買える材料でできる物ばかりで
とてもよいと思いました。
理系アタマがぐんぐん育つ 科学のトビラを開く!実験・観察大図鑑
- 作者: ロバートウィンストン,Robert Winston,西川由紀子
- 出版社/メーカー: 新星出版社
- 発売日: 2018/07/02
- メディア: 大型本
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「理系アタマがぐんぐん育つ科学の実験大図鑑」と
同じ著者が書いています。
科学の実験本が古くなってきていて、
理科クラブの先生からのリクエストがあり、
実験本を書い直しています。
写真がとにかく大きく、文字も大きいです。
「微生物をスケッチさせたい」という需要にぴったりの本です。
こちらは図鑑タイプです。
色々な種類の微生物が載っています。
顕微鏡の使い方を丁寧に解説したページもあります。
5年生で微生物を勉強するのですが、
微生物の本が少なく、見つけたら買っています。
漫画+図鑑の構成になっています。
地層の勉強で石(火成岩、地積岩)を
調べに来た時があったので、購入してみました。
勤務校の 近くには川原や海辺はないのですが、
近くにあると石を探しに出かけたくなるなと思いました。
ちしきのぽけっと (23) 石はなにからできている? (ちしきのぽけっと23)
- 作者: 西村寿雄,ボコヤマクリタ,武田晋一
- 出版社/メーカー: 岩崎書店
- 発売日: 2018/09/22
- メディア: 単行本
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こちらは”石好きさんに”と思って購入しました。
石がドアップで掲載されています。
石の見分けかたのフローチャートがおもしろかったです。
もようがあるかないか、キラキラ、つぶつぶかなど
分かりやすい言葉で書いてあります。
ゆるゆるシリーズ、人気です
全4巻あります。
「体のつくり」「そだち方」の2冊は3年生理科で役立ちます。
小さい絵で頭・胸・腹の色分けがされていて、
教科書と同じように調べる事ができます。
「かい方」「すみか」は2年生の生活で役立ちます。
5類
古めかしいロボットの本しかなかったため、
新しく買い足しました。
二足歩行のロボット、ペット風のロボット、
お掃除ロボット、人間にそっくりなロボットなど
色々なロボットが載っています。
”はたらく”と言う点に重点を置いて紹介されています。
こちらは軽めに読めるつくりになっていますので、
岩崎書店の「日本のロボット」は調べ用にどうぞ。
ありそうでなかった!
じてんしゃの乗り方の本です。
幼児向けに作られていますので、低学年も読めます。
だいたいは保護者と一緒に練習する前提の内容には
なっていますが、それでも嬉しいです。
交通安全の指導にも使えそうだと思います。
「ここ数年スーパーカーの本を買っていないかも?!」
と気がついて慌てて買いました。
「若者の車離れ」とニュースで見かけることもありますが、
児童には車はまだまだ人気のようです。
バイオミメティクス*1
の本が少なくて困っていました。
6年生の国語で活用したいと思います。
ぞうきんのしぼり方、くつひもの結び方、
傘のとじ方が載っています。
低学年の先生に喜ばれました!
目玉焼きの作り方が載っています。
6年生家庭の朝食作りで役立ちました。
もちろん、口で説明することはできますが、
児童は”調べ”に来るんです。
調べに来たからには、
本から見つける体験をしてほしいなと思います。
だからこんな些細なことでも
ちゃんと載っている本はありがたいです。
1工程ずつにすべて写真があります。
本当に”つくりかたがよくわかる”本だと思います。
5・6年生の家庭で役立ちました。
お味噌汁のバリエーションが載っている所もよかったです。
何度か「お味噌汁の具を調べに来ました」と
言われて困った事があったんです。
最近は図書館にも給食の献立を置いて、
参考にしてもらっています。
何か忘れているような気もしますが、
今回はこのあたりで。
よかった本をまた思い出したら、
書き足しておきますね。
「この本よかったよ」情報、
マシュマロでお待ちしております。
*1:生物の体の仕組みなどを模倣した技術のこと。例:蓮の葉が水滴を弾く仕組みを真似して作った、ヨーグルトがくっつかないヨーグルトのふた。