今回は、図書館の掲示物の貼り方を5種類紹介します。
今回は掲示板に貼る方法を紹介していきます。
私は、基本的に繰り返して使う掲示物には
ほとんどラミネートをかけています。
貼り方が変わってくると思うので、いくつか紹介していきます。
短期間だけ貼る掲示物
①画鋲をマスキングテープでガードする
私はあまり画鋲が表にでている貼り方が好きではありません。
なんとなく、見えていない方が
クオリティが上がる気がします(笑)
そのため、毎年繰り返して使う物で、
なおかつ貼る期間が短い掲示物にこの貼り方をします。
例えば、読書週間のタイトル文字、マナー啓発の掲示などです。
※写真はラミネートの輪郭に黒い線を引きました。
白い部分は掲示物です。
紙+ラミネートの分で厚くなって、
画鋲が浮いてきて、外れてしまうことがあります。
(握力がとても弱いせいでしょうか…?)
それを防ぐために、予め紙の角を切っておくといいです。
ラミネートした物がすぐに外れてしまう方、
一度お試しください。
長期間貼る掲示物、見た目重視
②画鋲を後ろに貼る
1ヶ月~常設くらいに 長期間貼る掲示物、
見た目を重視したい掲示物にはこの貼り方をします。
これは以前Twitter教えてもらった方法です。
(この場を借りてお礼申し上げます。いつも利用させてもらっています。)
掲示物の裏面に画鋲を置いて、
その上にブックコートの切れ端を貼ります。
写真では青い枠の部分です。
こうすると貼った時に画鋲が見えず、
とてもキレイな仕上がりになります。
例えば、常設している掲示
(かりる場所、かえす場所、予約の仕方、調べ学習のコツなど)や
見た目を重視したい季節の掲示物などに活用すると、
とてもいい感じになります。
展示を変える場合は、ブックコートごと画鋲を剥がして、
次の飾りの裏につけます。こうすると楽です。
この貼り方のメリットは
・キレイに見える
・画鋲が床に落ちないので安全
どんどん増えていく掲示物
<短期間だけ貼る掲示板>
③模造紙に貼る
児童に募集して書いてもらったもの
(たなばたのおねがい、年明けの豊富、
おすすめ本カード、ミニ感想画)などは
どんどん増えるかと思います。
そういう時は、掲示板に模造紙を貼って、
のりで貼っていくのがよいと思います。
たくさんの作品を一斉に飾って、
ある程度たったら外すことを考えると、模造紙が楽です。
のりで貼る作業なら図書委員さんにも安心して任せられます。
それでも追いつかないほどの作品の集まり具合の時は
周りにいる子にも手伝ってもらいます。
この時、模造紙にマジックで表題を書くのではなく、
パソコンで印刷したほうが見栄えがします。
<掲示板が小さい場合>
④紙テープで貼る
掲示板が小さい場合は、紙テープを画鋲で何本か貼り、
その上にのりで作品を貼っていきます。
※画像では茶色が掲示板、緑が紙テープ、白が掲示する作品のイメージです。
<長期間貼る掲示板>
⑤フラットファイルに綴る
どんどん増えていくけど、長期間貼る物もありますよね。
例えば、おたより、新刊のリスト、新聞記事の切り抜きなどです。
そういう物はフラットファイルを活用します。
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フラットファイルの金具部分を残して、半分に切ります。
(握力が弱いので、分厚くて掲示板に貼れないのです…。
切らずに半分に曲げて使える場合はそのままで大丈夫です。)
それを掲示板などに貼ります。
この時、おたよりなどで画鋲が隠れるようにすると
よりキレイになります。
そして、飾りたいものにパンチで穴を開けて掲示します。
※画像の黒い部分は金具です。このような向きで使います。
おたよりや新聞の切り抜き、新刊のリストなど
増えていくものにぴったりです。
画鋲でただ掲示物を貼るだけだと少し味気ないのですが、
フラットファイルには元々色がついているので、
画用紙を貼ったり、飾りをつけなくても十分使えます。
この貼り方のメリットは
・見た目がキレイ
・いつでも綴りやすい
・バックナンバーが見やすい
ちなみに、新品のフラットファイルを切るのはもったいないので
年度末に保存期間のすぎた書類を捨てもの、
いらなくなったフラットファイルをとっておいて、
新年度の掲示物にしています。
さて、いかがだったでしょうか。
思ったよりも種類がありましたね。
もしも、他にいい貼り方が思いつたら書き足します。