今回は盲導犬、義手、義足の調べ学習用の本をご紹介します。
このくくり、ちょっと違和感があると思います。
ずばり、本が少ないテーマを集めてみました!
4年生の国語で障害のある人達や
バリアフリーについて調べる学習があります。
学校によっては総合で学習する所もあると思います。
そんな時に役立ったらいいなぁと思っています。
盲導犬
「新・はたらく犬とかかわる人たち 1」
以前も紹介したこちら。
盲導犬がどんな犬なのか、何をしているのか書かれています。
3巻ははたらく犬と訓練士・ボランティアです。
「調べよう!バリアフリーと福祉道具 3」
色々な情報がのっています。
盲導犬のページは数ページですが、
このシリーズは児
童の調べたい事がたくさん載っていてよかったです。
例えば、
1巻に車いすのパーツの名前や
2巻は義足と義手の種類
(作業用、スポーツ用、ロボットのような義手など)
3巻は白杖の詳しい説明、
パーツの名前、白杖でわかることなど。
絵本や物語系の本に白杖がよく出てくるわりには
白杖も説明がなくて・・。
今のところ、白杖はこの本が一番詳しいと思います。
このシリーズは特に買ってよかったです。
「もうどう犬べぇ」
絵本コーナーか3類にあると思います。
見ための通り絵本です。
文字が多めなので4年生以上なら
読み聞かせもできるかもしれません。
実は、この絵本の最後に
「もうどう犬ってなに?」
「もうどう犬のお仕事って?」
「もうどう犬になるには」
「もうどう犬の言葉」がまとめられています。
大抵の児童の知りたいことはカバーできます。
どれも比較的簡潔にまとめられているので、
これならまるまる書き写してもいいと思います(笑)
「○行目のここまで書いたらいいんじゃない?」と
こっそりアドバイスするとか。
重要な部分を抜き出して書くというのは
児童にとってとてもハードルが高いことですからね。
盲導犬訓練士
「職場体験完全ガイド 28」
盲導犬訓練士が登場する巻です。
4年生にはちょっと
ふりがなが足りないかなと思います。
義手、義足
さきほど紹介した2巻です。
みんなを幸せにする新しい福祉技術 2
義足とは少し違うのですが、
サイボーグ型ロボットがのっています。
足の補助をしてくれるロボットを身に着けると
生まれつき歩けなかった人が歩けるようになったという例も
あるそうです。
義手、義足に関連して肢体不自由に関する本
「みんなで考えよう障がい者の気持ち」
意外と「どんな気持ちか知りたい」
「何に困っているか知りたい」という児童、多くないですか?
「インタビューでもしたらすぐ解決するのに」
と思いながらも本を探します(^_^;)
このシリーズ出版が2010年なので
e-honでは注文できない巻も多いです。残念です。
「気持ち」「困っていること」を調べる本としては、
「知っておきたい障がいのある人のSOS」
まあまあ使えます。
でも、ふりがなが少なく、
少々古めかしい見た目なので購入はしませんでした。
相互貸借で借りました。
まだまだ義足、義手の本は少なく、
もうとにかく
もっと義足や義手の本が出ることを願っています。
義肢装具士
「転んでも、大丈夫 ぼくが義足を作る理由」
「義足でかがやく」
途中のコラムの中に
義足についての説明が少し載っています。
「職場体験完全ガイド 46」
義肢装具士が載っている巻です。
「キャリア教育支援ガイドお仕事ナビ 4」
このシリーズ、○○に関わる仕事という
シリーズ分けがいいなぁと思いました。
例えば、ファッションに関わる仕事だと
スタイリスト 靴デザイナー
美容師 店長兼バイヤーという風に。
ファッション=○○とひとつの仕事だけでなく
広がりが出るのがいいです。
「調べよう!考えよう!選手をささえる人たち 4」
義肢装具士が載っている巻です。
このシリーズは少し難しかったです。
職業の広がりはよかったのですが、
部活が盛んなスポーツ系高校だとしたら
購入してもいいと思います。
進路や仕事を意識した時に
”選手”以外の選択肢も知ってほしいので。
こうして集めてみてもやっぱり少ないですね。
また新刊がでたらチェックしてみます。
では、何かの参考になれば幸いです。
また次回、お付き合いくださいませ。