今回は調べ学習のテーマ決めオリエンテーションの様子を動画で紹介します。
ご視聴の前に
URLを指定して閲覧できる限定公開になっていますので、
GoogleやYou Tube内で検索しても動画は出てきません。
URLは、このブログとTwitterでのみ公開します。
※動画には合成音声(ゆっくりボイス)を使用しています。
苦手な方は音量OFFでご視聴ください。
※人型のアバターが登場しますが、本人ではありません。
画面の都合上、説明文が多い時には登場しません。
動画
ポイント
1:テーマとは?
テーマ=調べる問題のこと
ふしぎだな~、好きだからもっと知りたいと
思う事をテーマにするとよい。
※教科書によっては、
テーマではなく「問い」となっているので
その場合は「テーマ」を「問い」におきかえて
オリエンテーションをした方がよいです。
2:テーマを決める前に
ふしぎだな~、好きだからもっと知りたいと
思う事を書き出していく。(単語でOK)
3:テーマを決める
動物の→ネコの→舌 と絞り込んでいく。
※テーマがぶれないように「動物の~?」と考えていく。
「ネコの舌」だけでは調べられないので、テーマを文章にする。
いつ?
どこで?
だれが?
なぜ?
どのような?(仕組み?)を使って文章にする。
いくつ?、いちばん?は難易度が下がる。
テーマのチェックポイント(児童向け)
・調べなくても分かるテーマは✕
・調べるためにお金がかかるテーマは✕
(コンビニの商品を全部買ったらいくらか?)
・難しすぎるテーマは✕ (大人のチェックが必要)
テーマのチェックポイント(大人向け)
・本で調べられることか?
・小学校で習うことか?=大人が即答できるか?
・テーマとテーマ設定の理由があっているか?
テーマ決めのツールについてはこちらのブログにも書いています。
参考文献
あとがき
この動画を作るのは大変でした。
どう説明したら伝わるのか頭をひねりました。
詳しく説明したいけれど、
画面に文字が多くなりすぎないように…
というジレンマもありました。
やはり、”教える”というのは難しいです。
動画を観て
「学校司書がそこまでするの?!」と
驚かれた方もいると思います。
学校にもよりますが、私の勤務地の場合は、
司書教諭が担任の場合が多いので、
その学年が調べ学習をする時は
司書教諭がオリエンテーションをしています。
それ以外の場合は私がオリエンテーションをしています。
司書教諭が何をするか、学校司書は何をするかは
悩ましい問題ですね。
ただ、図書館で調べ学習をするなら
司書教諭や学校司書から
何かしらのレクチャーがあった方が
学校司書は動きやすくなると考えています。
図書館でオリエンテーションすれば
児童がテーマ決めをする様子も見られるので、
蔵書の有無もさり気なくチェックできます。
動画でも話していますが、
調べ学習は自分に合ったテーマを決められたら
8割完成と言っても過言ではありません。
皆さんの調べ学習支援がうまくいきますように。