今回は、小学校高学年(4~6年生)向け読書感想画にオススメの本を紹介します。
よく題材になるものをご紹介します。
前回の低学年向け:読書感想画にオススメの本も貼っておきますね。
生命
- 作者: ローレンスブルギニョン,ヴァレリーダール,Laurence Bourguigonon,Val´eris d’Heur,柳田邦男
- 出版社/メーカー: 文溪堂
- 発売日: 2005/11/01
- メディア: 大型本
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絵本 いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日 (講談社の創作絵本)
- 作者: 内田美智子,魚戸おさむとゆかいななかまたち,坂本義喜
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/12/03
- メディア: 単行本
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特によく題材になるのは「だいじょうぶだよ、ゾウさん」ですね。
ゾウとネズミという比較的描きやすい動物が出てくるためでしょうか。
ラストシーンが印象に残るので、そこを描く児童が多いです。
4年生で描かれる事が多いです。
「いのちのつながり」は壮大な話なので、
想像力がある児童の方が描きやすいかもしれません。
「いのちをいただく」は自分を絵に登場させやすいので、
比較的だれもチャレンジしやすいのではないかと思います。
科学読み物
- 作者: パトリシアローバー,ホリーケラー,Patricia Lauber,Holly Keller,ほそやあおい,くらたたかし
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2009/05/30
- メディア: ハードカバー
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絵とき ゾウの時間とネズミの時間 (たくさんのふしぎ傑作集)
- 作者: 本川達雄
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1994/04/15
- メディア: 単行本
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「たべることは~」は、どの子でも比較的描きやすい題材です。
「いのちをいただく」のように絵に
自分を登場させて描くことができると思います。
「このよでいちばん~」は、
どの程度読解できているか、本の主張を受け取り、
自分なりにどう表現するかが見えやすい題材だと思います。
個人的には、こういうものが審査していて
「なるほどな~この子はこう考えたんだなぁ」と
感じとることができてとても楽しいです。
絵本色々
- 作者: ポール・フライシュマン,ケビン・ホークス,Paul Fleischman,Kevin Hauks,千葉茂樹
- 出版社/メーカー: あすなろ書房
- 発売日: 1999/07/01
- メディア: 大型本
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「ウエズレーの国」は、想像が広がりやすいです。
あとは、友人関係にトラブルがあるような学年にいいなと思っていて、
そういう学年があれば、感想画とは関係なくても
読み聞かせに使ったりします。
「かたあしだちょうのエルフ」は
「何を描いたらいいか分からない」とはならないので
チャレンジしやすいと思います。
「ともだち」は自分と友達の将来を描いてみたら
すごく面白い絵になるだろうなぁと思って選んでみました。
「ひみつのカレーライス」
模写にならないように気をつけたい作品ではありますが、
個人的は生えている途中を描くのが
多分それぞれ違って面白いだろうなぁと思います。
教科書関連
※記事が重くなるため、リンク省略します。
新美南吉さんの作品
「 木のまつり」
「でんでんむしのかなしみ」
「 きつね」
「 手袋を買いに」
どれも主人公が明確で描きやすい作品です。
何を絵にしたらいいか迷ってしまうという場合にいいと思います。
宮沢賢治さんの作品
「注文の多い料理店」
「オツベルと象」
「注文の多い料理店」
宮沢賢治作品は同じような絵になってしまうこともあるので、
構図の工夫や遠近法を使って、
”魅せる”工夫をするように指導するようです。
さて、いかがだったでしょうか?
読書感想画に使う本を選ぶのは難しいですよね。
私は、使われた本を毎年メモするようにしています。
あとは、ベテランの先生に
「これまでどんな本で描かれましたか?」と質問して、
教えてもらったりしています。