今回は、ワードで画像を思い通りの位置に貼る方法をご紹介します。
「画像のせいで文字のレイアウトが崩れる！」「画像の下に文字が隠れてしまった！なんで？！」ともやもやしたことはありませんか？今回は、そのような悩みを少しでも減らせればと思います。※今回は画像が多いため、記事が重く読み込みに時間がかかります。ご了承ください。
画像を動かす方法
まず、画像を貼り付けてみます。「図」のボタンから貼り付けてたい画像を指定すると、画像がでてきます。
しかし、文章の間に貼り付けられてしまいました。しかも、画像を動かそうにも動きません。そんな時は、画像をクリックで選択します。
選択した状態で、画面右上の「描画ツール」から「前面」を選択します。
「前面」を選択することで、比較的自由に動かすことができるようになります。
中央に配置したい
「前面」に設定し、動かせるようになった画像を中央に配置してみます。
画像をクリックして、選択した状態で「配置」から「左右中央揃え」と余白に合わせて配置を選択します。
図書だよりのロゴを中央に配置することができました。
前面・背面・四角とは
画像の折り返し設定でよく使うのは、「前面」「背面」「四角」の３つかと思います。
前面と背面
まず、これをご覧ください。
「前面」は画像が文字の前にきています。「背面」は画像が文字の後ろにきています。これだけを見ると、使い勝手がよさそうに思えませんが、こんな風に使うととても便利です。
予め、読書週間という文字をテキストボックスで作ってみました。
しかし、このままではふたつの画像が弾き合って、うまく重ねることができません。そこで、本の画像を「背面」に設定し、読書週間のテキストボックスを「前面」にしました。こうすると２つの画像をうまく重ねることができ、ちょっと凝ったものを作ることができます。
四角
四角とは、画像や表の周りに文字を配置できるようにする設定のことです。
画像があっても、文字を弾くことなく、周りに配置できます。画像を動かすと、文字の場所も動いてしまうという特性もあります。改行やスペースなどを使ってうまく調節してみてください。
まとめて動かしたい！グループ化
ちょっとした景品やちょっとしたお手紙（予約や督促）など同じものをたくさん作りたい時、ありませんか？
そんな時に知っておくと便利な機能が「グループ化」です。
例えば、この「プラスワンかしだしカード」（プラス１冊多く借りられるカード）は犬のイラストと文字の入ったテキストボックスでできています。これをA４の用紙内にたくさん作りたい時、皆さんならどうしますか？
テキストボックスをコピペして、さらに犬のイラストをコピペする人が多いと思います。この２つの作業をまとめできるのがグループ化です。
ctrlキーを押しながら、グループ化したいものをクリックしていきます。
そして、画面右上の「図ツール」からグループ化を選択します。
すると、テキストボックスと犬のイラストがグループ化され、まとめて動かすことができます。この状態でctrl＋cを押して、どんどん増やしていくと、簡単に同じものが量産できます。
キレイに並べるコツ
最後に、貼り付けた画像をキレイに並べるコツをご紹介します。以前、おたよりの記事でも触れたのですが、配置のコツです。例えば、同じものをコピペして並べると、ガタガタになってしまいます。
そこで使うのが「配置」です。
キレイに並べたいものをctrlを押しながらクリックして選択します。
そして、上下に整列、左揃えをします。すると、水色の画像のように並べることができます。
横一列に整列させたい場合は、左右に整列。画像の上や下を揃えたい場合は、上揃え、下揃えなど色々なパターンがあります。グループ化や配置をうまく利用して、ちょっとした景品や予約カード、返却日しおりなど色々なものを手早く作れるといいですね。
最後に…
すてきな本のイラストと犬のイラストは、いらすとやさんからお借りしたものです。このブロクでは、いらすとやさんの画像を配布しているわけではありません。画像を利用したい場合は、いらすとやさんのHPをご利用ください。
記事で使用したようなロゴを作ってみたい方は、こちらの記事をご覧ください。
さて、いかがだったでしょうか？エクセルやパワーポイントでも同じように画像の折り返しや配置を変えることができます。色々お試しください。
次回は、本の紹介記事を書く予定です。
