ひよこ図書館

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感想文の本の選び方

今回は読書感想文の本の選び方をご紹介します。

 

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本の選び方

1読んだことのある本から選ぶ

「読んだ本がたくさんあるよ」という人に

ぴったりな選び方です。

内容が思い出せる本がいいですよ。

「内容が思い出せる」ということは、

その本が面白かった証拠です。

2好きなこと、身近なことから選ぶ

習い事や部活、クラブに関連した本のことです。

あたなは何か習っていたり、好きなことはありませんか?

 

図書館や書店に行って、

その好きなことのコーナーに行ってみましょう。

例えば、野球を習っていて、野球が大好きなら、

野球の本のコーナーに行ってみましょう。

野球のやり方の本で読書感想文を書くのは難しいですが、

野球選手の本で読書感想文を書いてみるのはどうですか?

もし、憧れの選手や気になる選手がいるなら、

その人があなたと同じくらいの時に

どんな練習をして、どんな風に頑張ってきたか

知りたいと思いませんか?

あなたと比べて読書感想文を書いてみませんか?

 

スポーツばかりではありません。

合唱部や吹奏楽部を題材にした本もたくさんあります。

 司書さんや書店員さんに相談してみるといいですよ。


好きなものの例)

好きな趣味やスポーツ、好きな教科、

飼っている動物、好きな作家さんの別の本

 

身近なことの例)

自分と同世代が出てくる本、

自分と同じ習い事・クラブ・部活が題材の本

 

中学生・高校生なら…

自分と同じ部活が題材の本

気になる人(作家、芸能人)が書いた本

気になる職業の本、気になる社会問題やニュースに関連した本

 

3表紙や題名が気になった本から選ぶ

初めて読む本だって読書感想文が書けますよ。

表紙や題名を見て、ピピッときた本はありませんか?

そのピピッはどうしてでしょう?

そのわけから書き始めてみませんか?

 

本を選んだら

最後まで読める本どうか、たしかめていきましょう。

 

 

本にあらすじや帯はついていますか?

まずはそこを読んでみましょう。

読めそうですか?

 

では、中身を読んでみましょう。

中身を2ページくらい読んで、

読めない漢字や分からない言葉が何個もあったら

本を変えた方がいいかもしれません。

 

よく分からない本を読むのはツライですよね。

本は何度でも変えてもいいんです。

くりかえしますが、

自分で最後まで読める本がいいですよ。

 

 

いかがだったでしょうか。

 

司書はどうしたらいいかをまとめた記事はこちらです。

 

hiyoko-library.hatenablog.jp