今回は、学校司書の年間業務予定をご紹介します。
はじめに
年間業務予定を簡単にまとめます。
通常の業務+αとして
その時期にしている特別な事を書きます。
コロナ禍では、休校、分散登校など
イレギュラーな事が多すぎてまとめようがないため、
通常の年の様子を書いていきます。
新年度、年度末の業務は
関連する項目の付近に
以前書いた記事のリンクを貼っておきます。
1学期
4月
・職員会議
通常、職員会議は月1回程度です。
4月だけは特別で3,4回ほど
職員会議があるかと思います。
司書教諭と打ち合わせをして、分掌部会に通し、
4月のうちに提案しなければならない事を提案しておきましょう。
新年度の業務はこちらに詳しくまとめてあります。
・委員会発足
第1回 委員長、副委員長、書紀など係決め、
めあて決め、図書当番決め
・司書部会発足
部長、副部長、書紀、会計など各係決め
・研究会発足(司書教諭、司書が参加する研究部会)
部長、副部長、書紀、会計、研究授業担当など各係決め
・注文第1回目
今年度の予算を聞き、
年間の注文予定(1ヶ月○万円分)などをの予定を立て、
1回目の注文をします。
・オリエンテーション開始
5月
青少年読書感想文課題図書発表
5月1日頃発表がされます。
発表されたらすぐに注文します。
5月頃からは、通常の業務になります。
私の勤務地域では、
5月か10月頃に運動会があります。
運動会時期は図書館利用が減ります。
4月にたくさん注文しておいて、
5月に装備をまとめて行うのもよいと思います。
6月
6月上旬
雨の日の本の扱いについて
図書だより、校内放送などでお知らせ
学級担任からも指導してもらう
読書週間(読書旬間)
運動会終了後に行います。
企画は図書委員会が考えます。
6月下旬
夏休みに向けて予約一旦停止
(夏休み前に予約本が行き渡るように一旦停止します)
再度読書感想文の提案。
(夏休みの宿題や2学期当初に取り組めるように)
7月
夏休みのしおりの準備
夏休みのしおり(夏休みの生活など学校により名称は様々)に綴る
図書館の開館カレンダー、読書感想文におすすめの本などの
プリントの準備
一斉返却→夏休み貸出
7月初旬に読書感想画の提案。
(2学期の図工で取り組んでもらえるように)
8月
夏休みの開館
司書教諭と次年度の予算要求資料を作成する
図書館の大掃除
2学期
9月
読書感想文コンクール校内締め切り
読書感想画中央コンクール 要項、課題図書発表
課題図書の発注
10月
読書感想文審査会
運動会(5月の場合もあり)
11月
読書週間
11月中旬
冬休みに向けて予約一旦停止
(冬休み前に予約本が行き渡るように一旦停止します)
11月下旬
読書感想画校内締め切り
12月
読書感想画コンクール審査会
一斉返却→冬休み貸出
今年度の最終注文
蔵書点検(夏休み、春休みなどの場合もあり)
図書委員会最終
3学期
1月
司書教諭と今年度の振り返り
次年度の取り組みについて検討
管理運営計画、研究紀要など各種文書の提出
年度末の業務開始
貸出最終日を決める
予約締め切り日を決める…などなど。
その他は下記のリンクをご覧ください
2月
貸出最終日の告知(職員会議、図書だより)
異動に備えてマニュアル作成、修正
年間の利用状況をまとめる
2月下旬
卒業生用おたより
3月
貸出最終日→一斉返却
司書教諭と次年度の打ち合わせ
蔵書点検(夏休み、春休みなどの場合もあり)
館内の大掃除、整理整頓
異動がある場合、引き継ぎ。
おわりに
1月末になり、年度末の業務を始めました。
毎年、この時期にマニュアルの作成と修正を行っています。
異動がなかったとしても
資料提供や業務の記録を残したり、
館内の大掃除や整頓をしておくと
自分が働きやすい環境になります。
何か参考になれば、幸いです。